2008年2月28日

大混戦のクラシック路線を占う~牡馬②~

今回はもう少し現実的に、出走できそうな馬で、
重賞・OP特別に未出走の中から、注目される馬をピックアップ。


●アーネストリー・・・・・11月に2走目を予定していましたが、骨膜炎で休養。
復帰戦は来週以降、今月中には出走してくると思います。
12.5-11.3-11.8-12.2-12.6-12.5-11.4-12.4-12
新馬戦では珍しくMペース。
阪神で12.4-12と加速しているのも優秀。
アーネストリーが先頭に立ってからで、急坂を向かえてもまだ余力がある事を示しています。
阪神の外回りとあって、力がそのまま着順に表れたレース。
2着はトールポピー、3着はドリームシグナル、キャプテントゥーレは8着。
トールポピーは出遅れ、その後無理に押し上げた事から、
ロスがありましたが、勝ち馬のゴール前の手応えを見ると、
もし出遅れがなくても、逆転までには至らないと思います。
キャプテントゥーレは負けすぎですが、中間の乗り込みも少なかったですしね。
それと揉まれ弱いのか、スタミナがないのか、難しいとこですが。
朝日杯は力通り走っているので、急坂は関係なさそうですね。
このレースは新馬戦の中でも、一番優秀なレースだったと言っても、過言じゃないと思います。
アーネストリーは、内を難なく突けるレースセンスも光るものがありました。
長期休養でどう変化しているか、色んな意味で注目です。


●サイレントフォース・・・・・新馬戦は2月の東京マイル。
13-11.3-12.4-12.9-12.7-11.7-11.4-11.7
2、3着馬がまだ1走のみで、この馬自身を結論付けるのは無理ですが、
メンバーとラップから、全体的なレースレベルは高くなかったです。
ただ、ラストに手綱を放してからはビュンと加速して、素質の違いは感じ取れますね。
ただ、POGでの人気馬でもあり、現状は人気先行。
来週の500万特別に出走しそうですね。


●ニシノエモーション・・・・・爪が弱いらしく休養、今週の水仙賞で復帰します。
新馬戦は、東京のマイル。
1着フサイチアソート、2着ニシノエモーション、3着サトノプログレス。
それぞれ同じような位置からの叩き合いで、アタマ、クビ差と際どい勝負。
3頭の大接戦で、当初は評価されていない新馬戦でしたが、
フサイチアソートが重賞制覇、サトノプログレスも一線級を相手に好勝負を繰り広げ、
アーネストリーのレース同様、ハイレベルの新馬戦でした。
サトノプログレスは物差しにもってこいの馬で、非常に役立たせてもらっています。
ニシノエモーションは、次走の未勝利戦でレコード勝ち。
距離が延びての完勝となり、クラシック戦線に加われる存在。
13.2-11.9-12.1-12.3-12.4-12.4-12.2-11.3-11.6-12.3
しかし、レコード勝ちのラップにしては上がりが速く、前残りの展開、
当然馬場も速く、時計はあまり信用できません。


●マゼラン・・・・・新馬戦は、道悪のスローで前残り、5着でした。
12.8-11.7-12.8-13.5-13.4-13.1-11.7-11.4-12.1
しかし、ラストが12秒台に落ちてる事から、もう少し差を詰めて欲しいところ。
続く未勝利戦も道悪でした、
12.7-11.4-12.8-12.7-13.1-13.6-12.8-12-11.5-12.1
前走よりは平均的なペースで、差しやすかった。
この2戦に言えるのは、上位馬の成績が芳しくない事、かなりレベルは低そうです。
続く3戦目は東京2400の500万下、
12.8-10.9-11.9-12.3-12.3-12.4-12.8-12.4-12.6-11.8-11.8-11.7
2:25.7秒と好タイム。
この馬の評価で、判断するのが一番難しいのがこのレースで、
ラジオNIKKEIで0.2秒差、京成杯で0.4秒差のマイネルファルケ、
ニシノエモーションの未勝利2着馬のマイネルジュレップ、
ホープフルSで0.2差のドットコムらを引き離しての勝利。
これらの馬を負かした事と、時計面から、
これはクラシックでも通用する馬だと、一見評価されがちですが、
この週の東京は、開幕週で異常な馬場、かなり時計が出やすかったです。
それと、マイネルジュレップ、マイネルファルケ、ドットコムなんかも、
負けすぎた感が否めず、距離不安や出来落ちの可能性が有りますね。
マゼランは速い上がりが使えないので、長い距離を使ってるんだと思いますが、
本質的にはもう少し短い距離の方が合うと思いますね。
どちらにしても、これくらいジリ脚だと上では通用しないと思います。
2着馬のダイワワイルドボアが、今週の水仙賞に出走します、
ここでもしアッサリ勝つようだと、やはりマゼランは強い、
と見直さなくてはならないですが…。
次走は青葉賞を目指すとの事です。